秋晴れの心地よい季節となりました。

さて、去る10月6日、ケアタウン光の森では、入居者様のより快適で豊かな生活を実現するため、「車椅子シーティング研修」を開催いたしました。

今回の研修は、全国を『車いす再発見プロジェクト』として巡回公演されている、理学療法士で車椅子のエバンジェリスト(専門的な技術を分かりやすく伝え、広める役割を担う方)である宇佐見 将太 先生を講師としてお招きしました。当日は、ケアタウン光の森の職員だけでなく、近隣の事業所からも多くの職員の皆様にご参加いただきました。

研修では、宇佐見先生から、車椅子をご利用される方々の人生をより豊かにするために、シーティング技術がいかに重要であるかを学びました。身体的なハンディキャップがあっても、その人らしく、自分らしい生活を送るためには、個々の身体状況に合わせた最適なシーティングが不可欠であると、熱心にご講演いただきました。講義の後には実技研修も行われ、車椅子を身体に合わせることの重要性と、具体的な調整方法について、丁寧な指導を受けました。
さらに、今回の研修では、本プロジェクトの後援企業である松永製作所様より、講演で使用された最新の車椅子2台を当施設にご寄贈いただきました。心より感謝申し上げます。ご寄贈いただいた車椅子は、入居者様の快適な生活のために大切に活用させていただきます。

今回の研修で得た知識と技術を日々のケアに活かし、入居者様一人ひとりがより快適で、その人らしい生活を送っていただけるよう、職員一同、より一層努力してまいります。